2013年11月12日火曜日

レンズの虫干し


天気が良いのでレンズの虫干しをした。
本当ならカメラに付けて、外を歩いて使ってやるのがよいのだけれど、どのレンズも平等に出番があるとは限らない。
だからたまにこうしてベランダに出して虫干しするのである。

以前はたくさんのレンズを持っていたが、今はこれだけになった。
(そういえばズマールはカメラに付けたままだった。)
カメラ用のレンズが、35mmがズマロンとズミクロン、50mmがズミクロンとズマール。
28mmはロッコールがある。

このMロッコールはCLE用のものだけれど、普通のM型ライカにつけると35mmのブライトフレームが出てしまう。
眼鏡をかけていると、M6の28mmのフレームはどうせ見えないので、外付けファインダーをつけて撮影していた。
ピントもいい加減でいいし、外付けファインダーの視野もクリアなので、なかなか軽快に使える。
ただ、やっぱり28mmレンズは28mmフレームが出た方がいいと思うのがスペック重視の男の悲しい性。
オーバーホールの時にマウントを改造してもらった。

後は引き伸ばし機用のレンズが3本。
一番新しいニッコールは新品で購入した物。
もうひとつのニッコールはVALOY2に附属していた物、フォコターは中古で手に入れた物だ。
引き伸ばしレンズなんて今は安いのに、2.5万だった記憶がある。
フォコターは「階調が豊か」とかいわれるので期待していたのだが、試しにニッコールとで比較してみたが、違いなんて分からない。
わざわざ高い金を払ってフォコターを手に入れる必要もなかったような。。。
まぁライツの引き伸ばし機だし、ライカで撮ってライカで焼くを実践できているのでヨシとしよう。
階調が豊かなプリントはデジタルとエプソンのプリンターに任せよう。






2013年11月5日火曜日

Leica miniluxを持っての散歩

先日手に入れたミニルックスを数回使ってみた。ピントが合ってシャッターが下りてフィルムが自動で巻き上がる。ちょっと前まではカメラってこんなだったと思い出した。ふだんフィルムカメラは機械式ばかりなので、ちょっと新鮮だ。
申し訳程度の小さいなファインダーで、中央にピント位置が表示されるが、ちゃんとピントがあったかどうかも分からない。
一応「高級コンパクトカメラ」なので、絞り優先も使えるが、ほとんどはプログラムモードで使っている。ちゃんとピントを合わせたり、厳密なフレーミングをするならデジカメを使う。あえてどう写るか分からないカメラを使うのだから、ある程度カメラ任せにしてしまうほうが面白い。
気軽にシャッターを押せるものだから、あっという間にフィルムを使い切ってしまった。
スキャン画像で、画質がどうこういうつもりはないけれど、趣味で楽しむ分にはまった問題のない写りだ。
最近、親が撮った小さい頃のネガを整理しているが、これがちゃんと写っていない。
でもこのぼやけた写りのほうが記憶を補うのにはちょうど良い。
克明に写っていると生々しすぎて懐かしくない。
まだ小さいわが子のために、「写りすぎていない」成長の記録を残してやろうと思う。
ネガで撮るけどデジタル化は忘れずに。

Leica Minilux
逆行では8角形のゴーストが出る。
でもその他の部分はコントラストも低下せず良好な描写だ。



ボケがきれいかどうかはあまり興味がないけれど、一応撮ってみた。

天王寺動物園

Leica M6TTL Summicron50mm F2
天王寺動物園に新しくやってきたまだ小さいキリン。それでも3メートル近くある。
大阪に住んでいると動物園といえば天王寺動物園だ。
9月の終わり頃、そろそろ暑さも和らいだという頃に動物園に行ってきた。

走り回るわが子を追いかけるので精一杯だったけれど、デジカメとは別にちゃんとフィルムライカを持っていった。
レンズはなんでも良かったのだけれど、たまたまボディについていた50mmをそのまま持っていった。

写真を始めた頃はスナップの練習に動物園に行くこともあったのだけど、今では一人動物園でスナップというのはちょっとアヤシイ。むしろ一眼レフに望遠レンズをつけて動物を撮っている方が自然だ。
今では家族がいるので、そのあたりは自然に撮れる様な気がする。

家族の思い出づくりとなる写真は一緒に持っていったコンパクトデジカメに任せ、ライカでは気ままにスナップ。
子供も楽しそうだったし、その姿を見る妻も楽しそう。みんなが楽しけりゃ私も楽しいのである。