昨日に引き続きライツバロイを整備中。
◆掃除には定番の「クリンボーイ」
クラシックカメラの掃除には定番のクリーナー「クリンボーイ」が大活躍する。
関西ではあまり見かけない製品だけれど、東急ハンズ心斎橋店で購入した。
かなりのボリュームで、数台のカメラと引き伸ばし機を掃除したけれどまだまだ減らない。
よく似た製品もあるけれど、やはりこのクリンボーイが一番汚れが落ちる。
塗布したすぐでは、クリーナーが玉になっていたりするが、しばらくするとまんべんなく広がってくる。
広がってきたところでふき取ると、汚れがクリーナーに溶けて汚れが落ちる。
◆ふき取りは念入りに
ただあくまで洗剤。
乾拭きした程度では洗剤成分が表面に残る。
何度か水ぶきする必要がある。
水ぶきすると少し泡立つので、「水のいらないー」とはあるけれど、水気は必要だ。
◆きれいになるけどほどほどに
洗浄力は抜群だけれど、注意は必要だ。
しばらく付けたままにしておいた方が汚れがもっと落ちるんではと考えていたことがあった。
そのときは塗装まで侵してしまったので、ほどほどにしておいた方が良い。
◆配線は丁寧に
海外の製品なので、配線は日本仕様ではない。
また、経年劣化で電線はボロボロになっていることも多い。
当然、配線とプラグは交換する必要がある。
ブッシングの径などサイズはどんなものでも良いというわけではない。
わたしは8mmの耐熱コードの被覆をここまでめくり、後は耐熱チューブで処理している。
外観はぴかぴかになり、配線も新品になった。
整備終了までもあともう少し。
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