2013年10月7日月曜日

引き伸ばし機Valoy2を整備中

ライツ製の引き伸ばし機バロイをまたもやebay落札した。
今回のものは、ブルーグレーヘッドでアンチニュートン仕様、65センチ支柱のものだ。
今回もセカイモン経由で落札しただが、思いの外送料がかかってしまった。
出品者が分解せずにセカイモン倉庫に発送してしまったせいで、オーバーサイズ料金を取られた。
「こことここのネジを外すとコンパクトになるので、お願いします。」と写真まで貼付したけれど「破損のおそれがありますので、このまま発送します」とのことだった。
ちょうど兄もバロイの出物があれば欲しいと言っていたので「ちょっと高いけどどう?」と尋ねてみた。
「もらうわ」との返事だったので、そろそろ整備を開始した。

このバロイも掃除が全くされていない。
もちろんこれくらいのホコリやヤニは水ぶきで綺麗になるけれど、気分が良いものではない。
ヤフオク出品物ならばクレームの対象になりそうだ。

ヘッド周りのパーツを分解。
それぞれの部品をクリーニングする。
真ん中に見えるバネはコンデンサーレンズを保持する部分に使用する。
どのパーツもまだまだ美しい。
スプリング押さえパーツの突起を保持具の切り欠きにセットする。
ヘッド下部のヘリコイド部分。
ヘリコイドを外すと入れる場所が分からなくなったりするので、このままベンジンをシリンジで流し込み、何度もふき取り古いグリスを除去する。
綺麗になったら、グリスを入れ替える。

後は配線が終わればヘッド部分のオーバーホールは終了だ。
掃除すれば見違える。

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