2011年11月29日火曜日

フィルムスキャナimaconFlextight

Leica M6TTL Summicron 50mmf2*/imacon Flextight
すぐに撮った画像がみられるデジカメは便利だし、好感度にも強い。
次々と新しい魅力的なモデルが発売されるデジカメの深みにずぶずぶとはまっていっているときだった。

ある日、デジカメのモデルチェンジの早さと、手元にあるカメラの価値の暴落に嫌気がさしていたのだ。
だったら事実上進化の止まっているフィルカメラでやっていこうと、決意したこともあったけど、住宅事情もあり暗室を再開するのは無理があった。
それならば、撮影はフィルムで、最終の出力はインクジェットプリントとなる。
フィルムスキャナは持っていたが、それでデジタル化したデータをプリンタで出力しても、印画紙に焼き付けた物とは全く違っていた。
どこをどうしても、印画紙に近づけることはできなかった(シビアな意味で)。

そんな時、オークションに出品されていた民生用フィルムスキャナの最高峰「Flextight」に出会った。
フィルムを読み取り時に湾曲させ、擬似的なドラムスキャナとして機能するのだ。
このスキャナを使用すると、印画紙に焼き付けた物とほとんど変わらない品質に仕上げることができた。
ただ、SCSI接続であったり、ドライバの出来がもう一つだったので、一通りスキャンして処分してしまった。
結局便利なデジカメに戻ってフィルムスキャンすることがなくなったからだ。
買った値段よりも高くで売れて「やった、やった」と喜んだ記憶があるけど、フィルムを再開した今は少し後悔している。

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