好きな人はそのままが良いんでしょうけど、私はあんまり好きじゃないです。
ライカの赤いマークが単体である分には良いんですが、それがライカのトップカバーにあると野暮ったくみえてしまいます。
その点ライカM8.2のブラックモデルはロゴが黒くなりましたね。
ライカもそれを案に認めているのでは?というのは言い過ぎですかね。
というわけで、気に入らない赤いライカマークを黒くしてみました。
見慣れた赤いロゴマークはこれで見納めです。 |
まず用意する物。
1.板状のゴム(ホームセンターで売ってる黒いゴムが良いかと思います)
2.溶剤(シンナー、アセトン、除光液など、ジッポオイル)
3.両面テープ
4.黒いスプレー塗料
5.割り箸、爪楊枝など
それでは始めます。
◆マークを取り外す
板ゴムをライカマークに強めに押当て、グリグリと回します。
回す時は1回転は無理なので、マークの中央を軸に30度ぐらいひたすらグリグリと回します。
このマークはゴム状の接着剤でくっつけてありますので、このグリグリでその接着剤が伸びて、最後には剥がれるのです。
グリグリするとこのくらい傾いてきます。
ゴムの痕が着きますが、最後に拭き取るので大丈夫です。 ライカマークが徐々に傾いてきました。 |
根気よく続けるとライカマークの傾きが大きくなり、ポロッと取れます。
取れたライカマーク。穴に残るのは接着剤。 穴の周辺はライカマークの塗料が着いています。 |
マークが取れたら、穴に残るゴム接着剤を爪楊枝などで取り除きます。
それでも接着剤は残りますので、ジッポオイル(ベンジン)をしみ込ませたティッシュなどできれいに拭い取ります。このときジッポオイルは直接かけないように。内部にオイルが侵入して大変なことになります。
ちょっと写真が悪いですが、こんな風になっています。 |
◆マークはヤフオクジャンクライカから頂く
今度は取り外したライカマークの塗装です。
ただ、塗装する前にちょっとお待ちを。
最初からついているマークは、元に戻す時のためにそのままにしておいた方がよいです。
いつかはオリジナルに戻したくなるものです。
最初からついているマークは、元に戻す時のためにそのままにしておいた方がよいです。
いつかはオリジナルに戻したくなるものです。
じゃぁマークはどうするかといえば、オークションで出費されているジャンクのライカのデジカメ、コンパクトカメラから拝借してきます。
年代、モデルによって大きさにばらつきがありますが、大きければヤスリでちょっとずつ削れば使えます。
ちなみに私はフジフィルムのOEMの頃のジャンクデジカメから頂きました。
ちなみに私はフジフィルムのOEMの頃のジャンクデジカメから頂きました。
◆マークの塗装を剥がす
赤いマークの上に黒塗装でもいいですが、私は念のため剥離しました
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溶剤を入れる容器は注意してください。 ちなみにこの養命酒のおちょこは溶けました。 |
シンナーなどの溶剤に入れると、赤い塗装が浮いてきます。
でもそのままではなかなか取れないので、割り箸や爪楊枝で塗装をこすります。
ドライバーなどで擦るとキズが付きますので、割り箸、爪楊枝限定です。
ドライバーなどで擦るとキズが付きますので、割り箸、爪楊枝限定です。
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マークはアルミ板を打ち出したものです。 塗装を剥離すると下地が現れます。 |
◆塗装はスプレーで
塗装はモデルガン用のスプレー塗料を使いました。
インディのブラックパーカーという塗料です。
プラスチックのモデルガンに金属光沢を得られるような塗料です。
この塗料で、M8のブラッククロームと似た質感を得られました。
なければホームセンターのつや消しブラックでも良いですね。
プラスチックのモデルガンに金属光沢を得られるような塗料です。
この塗料で、M8のブラッククロームと似た質感を得られました。
なければホームセンターのつや消しブラックでも良いですね。
全面に塗料を吹き付けます。 当然のことながら、全面真っ黒になります。 |
手で触れるくらい塗料が乾いたら、「Leica」の文字部分の塗料だけを剥がします。
私はデザインナイフを使いましたが、キズが付いてしまったので、堅いプラスチック(クレッジットカードなど)が良いと思います。
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あくまでイメージで。 ほんとはクレジットカードくらいの固さの物で塗料を剥がして行きます。 |
文字部分の塗料を剥がし取ったらできあがりです。
このマークの後ろに両面テープを貼り付け、M8に取り付けて完成!!
このマークの後ろに両面テープを貼り付け、M8に取り付けて完成!!
まだ塗料が落ち着いていませんけど、 完全乾燥したらトップカバーの質感に馴染みます。 |
こっちの方がM8が精悍に見えませんか。
スパルタンなM8の出来上がりです。
※当然ながら、上記作業は自己責任でお願いします。ライカで修理を受け付けてくれないかもしれませんし、溶剤で大切なカメラが傷む恐れもあります。不安のある方は手を出さない方がいいです。でも腕に覚えのある方は、試してみてください。絶対にかっこ良くなります。
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